今年の漢字

今年の漢字説明
2018全国的に地震、豪雨、台風、猛暑などの自然「災」害の脅威を痛感した一年。
・北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、島根県西部地震、西日本豪雨、台風21号、24号の直撃、記録的猛暑など、自然「災」害が多発。北海道全域で電力が止まる「ブラックアウト」や、例年より多い29個の台風が発生、過去最も早い梅雨明けで始まった猛暑など、例年にない規模の「災」害が日本各地で人々の生活を脅かした。来年、新元号を迎えるにあたり、災害による被害が減少することを願った人が多かった。
「災」害の経験から全国的に防「災」意識が高まり、多くの人が自助共助の大切さを再認識した年。
・日本全国「災」害は、いつどこで起きるか分からないと、自助共助を重視する人が増え、防「災」の意識が高まった。多くの人が「災」害を忘れず、教訓として減「災」につなげていきたいと心に刻んだ一年。
・山口県で2歳児を救出した尾畠春夫さんの活躍で、全国の被災地で「災」害復興を支えるボランティアにも注目が集まった。
仮想通貨流出、スポーツ界でのパワハラ問題、財務省決裁文書改ざん、大学不正入試問題などの事件が発覚し、多くの人がこれらの出来事を人「災」や「災」いと捉えた。
・コインチェック社の仮想通貨流出、女子レスリングや日大アメフト反則タックル問題に端を発したスポーツ界でのパワハラ問題、財務省の決裁文書改ざん、東京医大を始めとする不正入試問題が発覚した。
2017「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。スポーツ界では、「北」海道日本ハムファイターズの選手に期待が集まり、「キタ」サンブラックが大活躍した。
・度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行など、「北」朝鮮の動向に脅威と不安を感じた年。
 8月と9月に「北」朝鮮から発射された弾道ミサイルが「北」海道上空を通過し、Jアラート(全国瞬時警報システム)が配信され、日本国内に緊張が走った。トランプ米大統領来日時の、「北」朝鮮による拉致被害者家族との面談で、日本国民が「北」朝鮮拉致問題を再認識した年。
_ 九州「北」部では記録的豪雨により甚大な被害が発生。また、「北」海道産ジャガイモの供給が滞ったことによりポテトチップスが一時販売休止になった。
 7月に福岡県、大分県を中心とした九州「北」部で発生した集中豪雨で、福岡県朝倉市や大分県日田市等で24時間降水量の値が観測史上1位を更新し、甚大な被害が発生した。昨夏の台風の影響で「北」海道産ジャガイモが不作となり、ポテトチップスが一時期販売休止に追い込まれた。買い占めやインターネットでの価格高騰など、「ポテチショック」が起こった。
_ 球界では、大谷翔平選手の大リーグへの移籍や、早稲田実業高校の清宮幸太郎選手の入団など、「北」海道日本ハムファイターズに注目が集まった。競馬界では、「キタ」サンブラックが現役最強馬として大活躍。また、葛飾「北」斎の展覧会が話題に。
 投打の二刀流で活躍する「北」海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手が大リーグへの移籍を発表。高校通算最多の111本塁打を誇る早稲田実業高校の清宮幸太郎選手は、7球団の競合の末、ドラフト1位で「北」海道日本ハムファイターズへの入団が決まった。演歌歌手の「北」島三郎氏所有の「キタ」サンブラックが、今年の天皇賞春秋連覇を含め、G1レースを6勝した。また、葛飾「北」斎の展覧会が国内で盛況だった。
2016リオ五輪に沸き、東京五輪に希望を託した「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色衣装などにも注目集まる。
・リオオリンピックにおける日本人選手の「金」メダルラッシュで、日本中が感動と興奮に包まれた年。4年後の東京オリンピックへの期待、明るい日本への願いを込めた漢字として「金」が最多に。
ブラジル リオデジャネイロで開かれた、第31回夏季オリンピックで、日本人選手が12個の「金」メダルを含む、史上最多のメダルを獲得。人々に感動を与えた一年でした。
・前東京都知事の政治資金問題、築地市場の豊洲移転問題、東京オリンピックの巨額経費問題など、政治と「金」(カネ)に絡む問題が次々と浮上した年。
舛添要一・前東京都知事による政治資金私的流用疑惑や、築地市場移転問題の混迷化、東京オリンピックの開催費が当初の想定を大幅に上回るなど、政治とカネの問題による政治不信が高まりました。
・イチロー選手のメジャー通算 3,000 本安打達成やレスリング・伊調馨選手の五輪4連覇などスポーツ界の「金」字塔。マイナス「金」利の初導入、米大統領選を制したドナルド・トランプ氏から連想される「金」髪、「金」色の衣装を身に着けたピコ太郎さんの『PPAP』がSNS を通じて世界的大ヒットを記録
大リーグ・マーリンズ所属のイチロー選手が今年 8 月、メジャー通算 3,000 本安打を達成。日本では、25 年ぶりにセ・リーグ優勝を成し遂げた広島東洋カープの黒田投手が日米通算 200 勝を達成しました。リオオリンピックでは、レスリング女子個人で伊調馨選手が史上初の五輪 4 連覇を達成するなど、スポーツ界の「金」字塔が多数打ち立てられました。
また、日本銀行によるマイナス「金」利政策の導入が決定し、アメリカ大統領選では、「金」髪が印象的な共和党のドナルド・トランプ氏が勝利。さらに、シンガーソングライター・ピコ太郎さんが「金」色の衣装で歌う「ペンパイナッポーアッポーペン」のフレーズが世界的な大ヒットとなった一年でした。
2015「安」全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった年。
・「安」倍政権の下、「安」保法案の採否をめぐり国論が二分。賛成派も反対派も国会周辺や各地でデモや集会を実施。
・戦後70年の節目を迎え、これからの国の平「安」について皆が考えた。
・世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年。
・イスラム過激派組織による邦人人質事件、パリで起きた同時多発テロなど、世界中で人々の「安」全が脅かされる事態が続いた。
・地球規模の異常気象により世界各地で災害が起こるなど、人々を不「安」にさせた。
・建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの「安」全が揺らいだ。“「安」心して下さい”のフレーズが流行するなど、人々が「安」心を求めた年。
・マンションの杭打ちデータ流用に端を発した問題で、住環境に対する不信感や不「安」が募った。
・海外自動車メーカーの排ガス規制違反やワクチン製造にかかる不正など、暮らしに密着したものの「安」全性を揺るがす事件が続いた。
・『「安」心して下さい、穿いてますよ。』のフレーズでお笑いタレントが人気を博した。
20142014年4月1日の消費「税」の増「税」を前に、日常生活に欠かせない消費財の買いだめや高額商品の駆け込み消費が増加。消費「税」率が1997年以来17年ぶりに上がり、日用品や電車・バス・タクシー運賃、電気・ガス・水道など公共料金も実質値上がりし、家計への負担が増加。国民生活に大きく影響。経済負担増により生活者の金銭感覚が一層シビアになり、「税」について考えさせられた年。
消費「税」アップによる国内総生産(GDP)の落ち込みが顕在化。「税」金の有効な使い方を決める側であるはずの国会議員や県議会議員による“政治と金”問題が頻発。2015年10月に引き上げ予定だった「税」率10%への消費「税」増「税」は先送り。引き上げられた「税」は、年金や医療費などの増え続ける社会保障費の財源として。
2013日本全体のチームワーク=「輪」で2020年オリンピック・パラリンピックの東京開催、富士山の世界文化遺産登録、サッカーFIFAワールドカップ2014に日本代表の出場が決定。日本に再び五輪がやってくるという「輪」。東北地方の一致団結した大きな「輪」で、東北楽天ゴールデンイーグルスが日本シリーズ初優勝。ワールドカップの日本代表新ユニホームで円陣を組むと「輪」のデザインに。
台風や竜巻、集中豪雨による洪水など自然災害で多くの支援の「輪」が広がった。台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンへ、過去最大規模の自衛隊派遣、NPOやNGOなどが相次いで支援、国境を越えた支援の「輪」。”友達の「輪」”をつないできた人気長寿番組「笑っていいとも!」来春終了予定。
東日本大震災による東北復興のため、継続した支援の「輪」の必要性を実感。安倍内閣の経済政策を期待し、国民が「輪」となり景気回復を目指す。環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の交渉が佳境、アジア太平洋の「輪」に入るのかに注目。
2012珍しい天文現象が日本で観測できる天体ショーの当たり年であった。932年ぶりに日本の広範囲で金環日食が観測され、その後も金星の太陽面通過や金星食と続き、天文ファンのみならず、多くの日本国民が魅了された。
さまざまな分野で、多数の金字塔が打ち立てられた一年。スポーツ分野では、ロンドンオリンピックにおいて、日本史上最多となる38個のメダルを獲得。国民栄誉賞を受賞したレスリング・吉田沙保里選手など、印象的な金メダルも多かった。社会分野では、634メートルと世界一の高さを誇る自立式電波塔として、東京スカイツリーが開業。文字通りの金字塔となった。科学分野では、京都大学の山中伸弥教授が、iPS細胞の研究成果が認められ、ノーベル生理学・医学賞を開発から6年という短期間で異例の受賞。
政治・経済分野では、金(かね)をキーワードとする事件や問題が多発。企業の年金資産運用をめぐる詐欺事件や生活保護費の不正受給問題、消費税増税論議、電気料金の値上げや東日本大震災の復興予算の使途をめぐる問題などが相次いだ。
2011日本国内では、東日本大震災や台風による大雨被害、海外では、ニュージーランド地震、タイ洪水などが発生。大規模な災害の経験から家族や仲間など身近でかけがえのない人との「絆」をあらためて知る。人と人との小さなつながりは、地域や社会などのコミュニティだけでなく、国境を越えた地球規模の人間同士の「絆」へ。SNSをはじめとするソーシャルメディアを通じて新たな人との「絆」が生まれ、旧知の人との「絆」が深まった。また、国際社会ではいくつもの民主化運動が起こった。一方、ワールドカップで優勝した、なでしこジャパンのチームワークの「絆」には 日本中が感動し勇気づけられた。
2010記録的な「猛暑」日の連続により、熱中症にかかる人が続出、「暑さ」対策の支出と野菜価格の高騰が消費者の生活を直撃。自然界では魚介類の不漁や、山で餌不足となった動物が人里に出没、いつまでも続く「酷暑」に地球温暖化の警鐘を感じた。チリ鉱山のトンネル内落盤事故では、地中の「暑い」中から、作業員全員が生還したことで人々は勇気づけられ、「はやぶさ」は大気圏突入時の猛烈な「暑さ」に耐え、無事帰還し、日本の未来への希望を届けた…
2009自由民主党・公明党に替わる鳩山由紀夫新政権発足、バラク・オバマアメリカ合衆国新大統領就任など、政治の一新に加え、裁判員制度や高速道路料金割引などさまざまな新制度のスタート、新型インフルエンザの流行、高速水着による競泳の世界新記録ラッシュ、イチローの連続200本安打新記録などといった世相を反映。
2008日本の首相の交代、アメリカの次期大統領の「change(変革)」。世界的な金融情勢の変動。株価暴落や円高ドル安などの大幅変動。世界的規模の気候異変による、地球温暖化問題の深刻化。
2007身近な食品から政界、スポーツ選手にまで、次々と「偽」が 発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった一年。
2006悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年。
2005紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛の足りない事件が多発したこと。「愛」の必要性と「愛」欠乏を実感した年。
2004台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、自動車のリコール隠しなど、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。
2003阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えたこと、「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など。
2002北朝鮮に拉致(らち)された方の帰国、日本経済がバブル以前の水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど「原点回帰」の年。
2001米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
2000シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現。新500円硬貨、二千円札の登場など。
1999世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待。
1998和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。
1997山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並いる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1996O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1995阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊などに"震えた"年。

出典:日本漢字能力検定協会